【Q&A】VRアバターを作りたい人向けの記事
どうも、こんにちは、月見ねぎとろです。
まず前回の記事ですが、
バーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさんことねこますさんご本人、
そしてVRChat公式アカウントにまでTwitterでRTしていただき、
思っていた以上の反響で、非常に驚いております。
改めて、今のバーチャルyoutuber熱、VRChat熱、のじゃおじ熱の高さを感じております。
はっきり言って、ストーカー気質のファンによるバーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさんへの長文ファンレターでしかない記事だったようにも思うのですが、
あの記事を読んで、
自分もアバターを作ってみたくなった!
実際に作り始めてみた!
と、言ってくださる方が何人もいらっしゃった事、
本当にうれしく思います。
記事をきっかけにしてか、VRChat上やtwitter上で、どうやったらVRChatアバターが作れるのかとたくさんの質問をいただき、答えられる範疇で頑張って答えていたのですが、せっかくなのでこれもまとめておこうということで、今回の記事を書きました。
Q.アバターを作らないとVRChatに参加できないの?
A.全くそんなことはありません!!!
VRChatにはいくつかの既存アバターが用意されていて、自作アバターなしでもログインが可能です。
ねこますさんはじめ、有志によるアバターの配布や、Unityアセットストア等を利用することで無料のアバターを入手したり、有償のものを購入することができます。
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/18705
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/84992
ただ、ゲームや映像作品からぶっこ抜いてきた3Dモデルを使うことは基本的に犯罪になる恐れがあります。
他人の作ったモデルを使うときには利用規約やVRChat日本wikiのガイドラインをしっかり確認して利用しましょう。
Q.プロがやっても一体作るのに最低48時間もかかっちゃうんですね。
A.違います。
この点、記事内でちゃんと説明しておくべきでした。
前回記事のタイムアタックでは1.9万ポリゴンクラスのモデルを作ったためにそれだけの時間がかかったと言うだけです。
ローポリにはなりますが1000ポリゴンくらいの人の形っぽいものを作ることも、出来ますし、その場合当然ながらかかる時間は圧倒的に短縮されます。
もし、あなたが時間が無いか、3D未経験者であれば、数千ポリゴンくらいのローポリモデルから始めてみる事をお勧めします。
Q.3D未経験者です。私にもアバターを作ることはできますか?
A.できます。
これについては、ねこますさんのインタビューを読むのが一番説得力が高いと思いますがねこますさんは3Dを初めて1年程度でバーチャルyoutuberデビューしたそうです。
何事も「やらなければ、はじまらない…」ですよ!!
Q.3Dソフトを覚えるのに、どれぐらいかかりますか?
A.操作だけなら、数週間で十分です。
「大抵のソフトウェアは3か月以内に業務をこなせるようになるように設計される」という話があります。
考えてみれば当然の話で、四半期以内に覚えられない道具や仕事なんてのは、引き継ぎや新人教育にコストがかかり過ぎて普及しませんよね?
だから、ExcelやWordは、キーボードすら触ったことない初心者でも3か月である程度覚えられるわけです。
もちろん3Dソフトも例外ではありません。
とりあえず、基本操作に数日~1週間程度、そこから何か作れるようになるまで、真面目にやれば1,2か月という感じだと思います。
もし、3か月で覚えられない場合があるとすると、それは「やりたいことが見えていない」場合。 家計簿をつけたい統計を取りたいと思ってExcelを覚えると、ものの数日で自分がやりたいことができるようになる。 一方、何もExcelを使う用事がないのにマニュアルの1ページ目から覚えようとすれば、それは拷問です。
3DCGも同じ。やりたいことを見つけてそこに向かってやっていけば、おのずと覚える、って感じだと思います。例えばけもみみアバターを作る、とか。
Q.Blender難しそうだからZbrushを覚えようと思う。
A.アバターを作る為なら、やめとけ。
これ、絵描き系の人が複数名言っておりましたが、残念ながらZbrushはボーンを埋め込んだりが出来ません。最終的には結局Blenderや他のソフトにデータを持ってくるほかなくなります。
どうせ後で他のソフトを使うなら、先に他のソフトで3DCGの基礎をきちんと覚えてから使った方がいいソフトです。
加えて、かなり強力なポリゴン数削減機能等を持ってはいますが、VRChat向きとは言い難いです。単純に言えば、もっとポリゴン数の多い、映画や映像向けのソフトなんですよね。
最近ようやくUIを日本語化できるようにはなったそうですが、まだまだ独学で勉強するには日本語教材も少なく、現状では英語と美術デッサンに長けた方以外にはお勧めしづらいソフトです。
Q.どんな本を参考に3Dを勉強しましたか?
A.お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?
…と、冗談はさておき、正直たくさん読み過ぎてわかんないです。
基礎基本を勉強したのはかなり前で、そのころ読んだ教本は例外なく絶版になっているので、入門者向けの本をお勧めしたりはできません…。
高校の頃、帰りのバスが1時間に1本しかなく、バスの待ち時間にジュンク堂に入って技術書の棚を片っ端から読み、バスの中でノートをとって解らない単語は帰ってから全部調べてました。よかった本は小遣いをためて買ったりもしました。てなわけでどの本がいいかわからなかったら書店にある本は試しに全部読めばいいと思います。
とりあえず、最近の本でおすすめするなら、キャラクターモデリングを覚えたい人には友さんの本でしょうか。他にもごっつい、機能がたくさん書いてある手のリファレンス的な本を1冊持っておくと捗ります。
また、学生時代、CGWORLDを数年間愛読しておりました。1年も購読すると何となくCG屋さんの言葉がわかるようになるんじゃないかと思います。
なお、VRChatアバターについてはこのページを参考にしました。
Q.モデルさえあればバーチャルyoutuberデビューできるね!!
A.残念!別途機材が必要です!
3Dモデルだけがあってもモーションキャプチャ―とかができるわけじゃないので、もしあなたの動きを真似るバーチャルアバターを作ろうと思ったら別途機材やプログラムが必要になってきます。この辺りは私も勉強中です。
Q.タイムアタックで作ったモデルの改修はまだ?
A.ちょっと待ってね
ちょっとまた、年始でばたばた―っとしてますので、ぼちぼち進めてそのうちまとめようとおもいます。
と、言う感じで、ここ数日で寄せられたQ&Aでした。
もし、他に聞きたいことなどありましたら、twitterか、このブログのコメント欄にでも、お寄せください~!
ではまた。